C18 Fe7 N18

仕草に愛 きみは美しい 見た目以上にその全てが

私的「PUZZLE」評 後編

前編からの続きです。よかったら読んでね。

7. ローリングコースター

これも女の子にブンブンに振り回されまくってますね。

一つのアルバムで2曲も振り回されソング入ること、ある?

これはバンド曲の定番ですね。ライブアレンジばっかり聞いてから音源聞くとサウンドの違いに新鮮な気持ちになるやつ。

どこっていうと難しいんだけど、キャッチーなメロディーやギターのリフとか、ハモリの積み方とか、要所要所のベースの動きとか、効果的に鳴ってるシンセの音とか、全体の構成とか、シンプルだけどめちゃくちゃよくできた曲だと思います。

亮ちゃんの歌いだしで始まるイントロ、めちゃくちゃかっこいいよね。

亮ちゃんの大サビ前のソロもめちゃくちゃかっこいいよね。

 

8. My Last Train

どこか演歌の面影も感じる歌謡曲バラード。

大倉くんの歌いだしの甘い歌声がめちゃくちゃ好きです。

一番のサビまでをO型トリオで歌う感じがなんかすげえ…すげえいいよね。(ブログで言語化を放棄するな)

すばるくんが歌うとやっぱり情感が桁違いで引き込まれますね。どんな表情して歌ってるか想像つく感じ。

この曲に関しては私はなによりも村上さんのソロがだいっっっっすきです。

「抱きしめると」の歌い方があまりにも色っぽすぎて…一回この曲ソロでうたってみてほしいな…

 

9. 無責任ヒーロー

日本全国老若男女が湧ける関ジャニ∞でおそらくいちばん有名な楽曲です。

もうイントロからテンション爆上がりですよね。ドラムのフィルからのうねるギター、みんなで盛り上がれる手拍子。

「いきますよぉ~!」 「ハイ!ハイ!ハイ!」はいかにも関西のお兄ちゃんらって感じで肩の力が抜けていてコミカルでかわいいです。

以前どっかでこの「いきますよ~」「ハイハイハイ」は関ジャニ∞なりの「Are you ready?」「Yeah!」であるのではという内容の文章を読んで、なるほどな~と思ったことがあります。

歌詞も適当でお気楽な感じが楽しい中で、「君の人生は誰のもの?」と問いかける部分もあって、聞くとどうしようもなくテンションが上がって元気になります。

すばるくんに「がんばれ!」言われたら「おっしゃ適当にがんばるか!」ってなりますよね。

「上がって下がって」のとことか、「ジャジャジャジャーン」のとことか、キャッチーな振り付けとか、みんなで盛り上がれる要素が多いのもこの曲の楽しいところだと思います。

私がこの曲で好きなのはホーンセクションです。歌の合間を縫って調子の良い合いの手をいれてくれています。これ昔演奏したことがあるんですが、この合いの手を演奏してるだけでもテンション上がってきます。

合間合間のメンバーのヤジもかわいい。もうなんか私も一生こんな感じで生きていきたい。

 

10. ブリュレ

会場でこのイントロが流れるとオタクから悲鳴が上がるでおなじみのこの曲。

なんも知らない人が聞いたら前の曲と同じ人たちが歌ってるとは思えないですよね…

イントロからのギターのリフがめちゃくちゃかっこいいです。一生聴いてたい。

そこからの亮ちゃんの歌いだしも超かっこいい。

それ以降は途中途中でハモリが入ったり、二人のユニゾンになったり、サビもずっとユニゾンではなく、関ジャニには珍しく歌う人の入れ替わりが細かい曲です。

それぞれ個性のある歌声が入れ替わり聞こえてくるのが楽しいですよね。特にサビはユニゾンあり、ソロあり、ハモリありで楽しいです。サビ後半のすばるくんの裏声大好き。ライブでは歌割りに合わせて変わるフォーメーションも良すぎ。

Aメロの出だしは1番が亮ちゃんで2番が安くん。この2人はそれぞれ正反対の歌声をしてるなと思いますが、2人ともどんな曲を歌ってもそれぞれ絶対に平均点以上を叩き出してきます。同じメロディーをそれぞれソロで歌ってると二人の対比がよく見えていいですよね。良すぎ。

良すぎ楽曲すぎて逆にあんまり言うことがないです。(なんで?)

 

11. 咲いて生きよ

いつ聞いても「久々に聞いたなこの曲」と思います。(アホちゃん)

アルバム全体から見ると派手な曲ではないですが、その分歌割りがシンプルでソロも多いので、それぞれの歌声がよく聞こえます。

たぶんそんなに苦しい音域じゃないので、メンバーの基礎歌唱力の高さがうかがえる曲でもあります。

間奏明けの「笑顔で~」で一単語ごとパートが入れ替わるのもすき。

めっちゃどうでもいいですが、私の地元の「ソーラン節」的な曲にめちゃくちゃ似ているので、聞くたびに小学生のころを思い出します。(めっちゃどうでもいい)

 

12. ギガマジメ我ファイト

この曲の横山さんが大好き。

一番最初の「さあ届け」、何ってないですけどめちゃくちゃ横山さんらしくて良くないですか???めっちゃ良いんですよね…大サビ前が「さあ歌え」になるのも良いです。

あと2番Aメロ後半もめっちゃ素敵な歌い方してます。この時期の横山さんがよくされてたがなり声も、語尾が跳ねる歌い方も、メロディーにあっててカッコイイ。

Aメロは1番がすばるくん→丸山さん、2番が村上さん→横山さんです。全員良い。

すばるくんは後半のベンドがさすがにかっこよすぎる。丸山さんのリズム感の良さとそれに対するアプローチの勘の良さはやっぱり天性のものだと思います。村上さんはこういう16の効いた曲が妙にお似合いになるんですよね…

あとタイトルを読むたびにすばるくんがJBの24時間共同生活で言ってた言い方を思い出します。つよつよの語感

ちなみにこの曲もアカイシンキロウやイッツマイソウルと同じく、林田健二先生の曲です。イントロの打ち込みが林田先生っぽいですよね。

 

13. 情熱Party

これもまた胸にくるロックチューンです。みんな大好きTAKESHI先生。

個人的には関ジャニが気になりだしてから初めて購入したライブDVDがカウコンで、バンドで披露してたこの曲の熱さに胸を打たれて「ああ私はこの人たちのファンになるんだなあ」と漠然と感じた曲なので、めちゃくちゃ思い入れがあります。

3連符で下降するメロディがすごく感傷的で、聞いてると胸がぎゅーっとなります。

この曲は歌いだしも倉丸のユニゾンだし、Bメロも安くんのハモリが入るので、純粋なソロが2番終わりのすばるくんと、落ちサビの亮ちゃんの2パートしかありません。2人のソロがめちゃくちゃ引き立ってますよね。

2番終わりのすばるくんパートはすばるくんらしいまっすぐな絶唱で、胸ぐらをガツンと掴まれます。やっぱりどうしようもなく魅力的な声ですよね…

 

14. ワッハッハー

めちゃめちゃハッピーソング。ですが、お気楽なだけの曲ではありません。

アレンジがめっちゃおしゃれですね。イントロからのキーボードのリフがキュートでかわいい。

このモータウンを素敵に演奏しているのもまたすごい面子です。一秒KISSでのベースとホーン隊に、ギターで林部直樹さん、ドラムで小田原豊さんが加わっています。お二人ともめちゃくちゃたくさんの楽曲に参加されているスタジオミュージシャンで、小田原さんはレベッカのドラマーでもありました。

この曲の聴きどころもイッツマイソウルと同じく、2番が終わってからの間奏からCメロ、最後の大サビへの流れだと思います。めちゃくちゃかっこいいホーンセクションからの丸山さん→村上さん→亮ちゃん→安くん→すばるくんの歌の流れが、みんなたっぷり歌いきっていてめっちゃ気持ちいいです。

この曲は個人的にみんなに聞き直してみてほしい曲ですね。この曲いい曲なんだよ~~!ライブでもたまに聞きたいな~~!ぜったいかわいいのに!40歳が見えてきた横山さんの「いいのに♡」が聞きたい~~~!!!

 

15. どんなに離れたって傍にいるから

冒頭の村上さん→横山さん→すばるくんの歌の流れだけでなんか泣きそうになります。

この曲もすばるくんの声にぴったりです。声がめちゃくちゃ生きてる。

この曲は最後のサビをユニゾンするまでず~っとソロが続くので、それぞれのメンバーの歌声がたっぷり聞けるのもうれしいです。個人的には安くんが低め低めに置いて歌ってるのが珍しくて好き。

根拠はないですけど、男性にお勧めしたら聞いてくれそうな曲だなあと思います。

最後に

これまでの2作が統一感のあるアルバムだったのに対して、このアルバムはいろいろなジャンルの曲が入っていて、「関ジャニ∞はもっともっといろんな曲が歌えるんだぞ」っていうのを提示できたアルバムなのかなあと思います。

前編でも言いましたが粒ぞろいで良曲ばかりだし、なんつっても無責任が入ってるので、新規さんにはまずこれを聞いていただいて、どの曲が好きかで次に買うアルバムやライブDVDを決めてもいいんじゃないかなと思いました。

また、関ジャニの強みとして育っていかなかったような曲調の曲にもチャレンジしてるので、関ジャニの曲をいろいろ聞いた後に聞くと、今じゃ聞けないようなメロディーへのアプローチが聞けるのも面白いなあと思いました。

みんなもPUZZLE、聞こ~~~~~~~~~~~!!!!!